受講者募集中!中級 知的財産権講座

不正競争防止法と営業秘密管理の実務

 不正競争防止法は、事業者間の公正な競争などを確保するための法律で、日本経済における適正な競争原理の確保のために重大な役割を担うものであります。
 実際、国際経済のグローバル化などを背景に競争態様が多様化するに伴い、不正競争防止を直接的目的とするこの法律の守備範囲が広くなり、その利用頻度も格段に高くなりつつあります。特に、周知・著名表示や商品形態に対する不正競争の防止を図る規定については、商標権や意匠権等の権利付与型の知的財産保護に対して行為規制型の保護とも言うべき性質を有しており、それ故に、知的財産保護のツールとして産業財産権法と並ぶ重要な地位を占めるに至っています。今や不正競争防止法は知的財産保護にあって欠くべからざる存在なのです。
 さて、東アジア諸国の経済的発展により我が国企業の競争力が脅かされつつある一方で、企業におけるリストラの進展や雇用の流動化による人の移動により企業の競争力の源泉である技術及びノウハウ、中でも内容を他社に開示しない営業秘密の流出事例が増加しています。

 そこで本講座では、不正競争防止法を一般的に説明して全体を把握していただくと共に、営業秘密の保護を強化する不正競争防止法の改正に伴うその制度の趣旨並びに実務的な管理の方法の知的財産に係る規定について具体的事例、最近の判例を交えて、専門的かつ実務的角度より、平易に判りやすく解説いたします。
 皆様のご参加をお待ちしております。


開催  平成20年10月16日(木)  9:3016:30

協  力    近畿知財戦略本部

開催場所  社団法人発明協会大阪支部 3階研修室

          大阪市天王寺区伶人町2−7 関西特許情報センター 

           (рO6−6779−5473)

講  師    村林 隆一 氏(弁護士法人関西法律特許事務所 所長、弁護士・弁理士)

定  員    50名(定員になり次第締め切ります。)

参加   会員15,000円 (一般20,000円)   (テキスト代含む、消費税込み)

         ◎2名以上のお申し込みの場合、2人目から50%引き(法人会員のみ)

       (1)3日以内のキャンセルの場合、受講料はお返しできませんので予めご了承下さい。

        (2)聴講券、納品書又は請求書は、講座開催日の10日前頃に郵送いたします。


プログラム(予定)

     不正競争防止法とは

     不正競争類型の解説

     周知表示・著名表示の保護

     営業秘密の保護

     商品形態の多面的保護

     品質誤認表示、信用毀損行為
     最近の判例動向 ほか



申込先      社団法人発明協会大阪支部(http://www.jiiiosaka.jp/

              電話 06−6779−5473  FAX 06−6779−1274

申込方法   申込用紙」をダウンロードしてFAX(06−6779−1274)にて下記宛に送付してください。